人間は楽をしたい生き物です。
勉強でも仕事でも、
ちょっと気を抜いてしまったり
サボったりしちゃいがちです。
ちゃんとやらなきゃ
いい結果は得られないのはわかっていても
怠けちゃうんですよね〜。
そんな時は、この話を思い出してください。
今回は中国戦国時代の儒学者で思想家の
孟子のエピソードを紹介しましょう。
怠け者だった孟子
孟子は、儒学の偉大な学者であり、
「性善説」を提唱したことで
広く知られています。
そんな彼は、
教育熱心な母によって育まれました。
ある日、勉強するのが嫌になって
帰宅した孟子に母は問いました。
「学問はどれくらい進んだの？」
孟子は謝罪しながらも、
「前と変わっていません」と答えました。
すると母は驚くべき行動に出ました。
彼女は機織りの仕事をやめ、
作業中の織物を刀で
切り裂いてしまったのです。
驚いた孟子が理由を尋ねると、
母はこう言いました。
「勉強を途中で諦めることは、
私が織物を途中で切り裂くことと同じです」
母の言葉に反省した孟子は、
それ以降、朝から晩まで
勉強に励むようになりました。
一度怠けると、
やる気を失ってしまうことがあります。
だからこそ、日々緊張感を持ち、
勉強や仕事に取り組むことが大切です。
怠けそうになった時は、
目標、ゴールをもう一度確認して
モチベーションを上げましょう。
目標を見失うから、
やるべきことが見えなくなって
怠けてしまうんですよね。
目標が定まっていないなら、
簡単な小さなゴールを設定して
そこに向かって進んでいきましょう。
鉄も使わないと錆びる。
怠惰もまた、心の活力を奪ってしまう。
レオナルド・ダ・ヴィンチ：イタリアの芸術家（1452〜1519）
身も心も錆びないように
気を引き締めていかなきゃね！
See you！
