ビッグモーターの保険金不正請求問題で、
新たなことがわかってきました。
損害保険大手の「損保ジャパン」が、
去年夏、ビッグモーターに出向していた社員から
不正の可能性があるという情報を得ていたのです。
にも関わらず、詳細な調査を行うことなく、
中止していたビッグモーターとの取引を
再開していたというのです。
損保ジャパンのみ取引再開
去年夏、損保ジャパンは
ビッグモーターに出向していた社員から、
不正請求の可能性についての
情報を得ていました。
内容は、ビッグモーターが保険金を
不正に水増し請求していたというものであり、
その指示が工場長から出た可能性が指摘されていました。
しかし、損保ジャパンは
この情報を受けながらも詳細な調査をせず、
取引を再開していたことが明らかになりました。
他の損害保険大手3社は
ビッグモーターとの取引を停止していたのに対し、
損保ジャパンだけが再開していたとのことです。
再開の理由について、
損保ジャパンは工場長の指示ではなく、
現場での連携不足による過失が原因だ、
と報告されたとしています。
しかし、詳細な調査は行われていなかったため、
不正請求の実態が見過ごされていた可能性が高まっています。
癒着と隠蔽の可能性
この問題に対して損保ジャパンは、
外部の弁護士による調査委員会を
設置することを発表しました。
一連の経緯を詳しく調査して
真相解明に乗り出すとしています。
また、これまでに合わせて37人を
ビッグモーターに出向させるなど
親密な関係にあったことを反省し、
経営責任を明確化する必要があるとコメントしています。
一連の不正問題により、
損害保険ジャパンの経営責任が問われる状況となっており、
国土交通省や金融庁も実態解明に動き出しています。
これによって組織的な不正が認識された場合、
両社は隠蔽した責任を問われる可能性が高まっています。
ノルマノルマで数字に走って
お客様のことなど無視して不正。
その上、問題が起こったら
自分たちの保身しか考えていない。
不正を行う社員がいて、
それを隠蔽しようとする経営陣がいる。
こういう企業の不正事件を聞くと、
本当に腹が立ちます。
こういうのって、なくならないんですかね？
結局は人間の弱さということなんでしょうか。。。
私はどんなことがあっても
こんな人間にはなりたくないですね。
See you！
