Twitte上でニセ札騒ぎが話題になっています。
その投稿はリツイートが5000件を超えるほど。
バイトの子が、
「店長偽札です!!」
と言って、あるお札を持ってきたそうです。
いったいどんなニセ札だったのでしょうか?
ニセ札に見えた?
理髪店の店頭「めでゅさん」の投稿には、
バイトの子が店長偽札です!!ってwwwwww
という文章とともに
五百円札の写真が添えられていました。
今の若い子は見たことないので
ニセ札だと思ってしまったようです。
ツイート投稿主・めでゅさんによると、
この紙幣は、年配の男性が支払い時に
使用したものだったそうです。
今でも使用可能
我々が日常的に使用している紙幣は
1885年に初めて発行されてから
現在まで53種類が発行されています。
その中には現在発行されていないものもあり、
現在有効な紙幣は22種類とのことです。
五百円札は1969年に発行が開始され、
1994年に発行が停止された紙幣で、
現在でも有効な銀行券に当たります。
日本銀行によれば、銀行券を使った支払いは
相手が受け取ることを拒否できない
「強制通用力」があります。
また、第三者の介在なしに
取引相手に引き渡すことで決済が完了する
「支払完了性」を持っています。
つまり、現在も有効な紙幣であれば
支払いを拒否することは
法律に違反することになります。
特別措置は過去に3回だけ
過去約140年にわたって発行された銀行券は、
特別な措置がとられない限り通用力を持ち続けます。
長い歴史の中で特別措置が施行されたのは、
- 1927年(昭和2年)関東大震災後の焼失兌換券の整理
- 1946年(昭和21年)終戦直後のインフレ進行を阻止するためのいわゆる新円切り替え
- 1953年(昭和28年)1円未満の小額通貨の整理
のわずか3回しかありません。
来年にはお札が新しいデザインに変わりますね。
新しいお札に切り替わった直後くらいから、
「今までのお札は使えなくなる」
というウソ情報を流してお金を騙し取る
詐欺が横行すると予想されます。
古いお札も今まで通り使えますので、
騙されないように注意しましょう。
See you!