クモに人生を教わった国王

人間誰しも、失敗すればヘコむし、
落ち込んじゃうこともあります。

でも、完璧な人間なんていないし、
重要なのは失敗した後なんだよね。

あなたは失敗したとき、どうしますか？

この選択次第で、
人生が大きく変わります。

そこで今回は、
クモに人生を教わった
国王の話を紹介しましょう。

失敗ばかりの国王

14世紀の前半、スコットランドに
ロバート・ブルースという国王がいました。

実は彼の人生は挫折ばかり。

イングランドとの戦で６戦６敗、
一度も勝つことができなかったのです。

最後の戦いのあと、ひとり逃げのびた山奥で
「我が王家もここまでか、、、」
とため息をつきました。

うなだれている彼が、ふと軒端を見ると
１匹のクモがいました。

クモは巣を作ろうとしていましたが、
風が強くて目的の場所に
糸をつけることができませんでした。

ロバートが見守る中、
クモは６度も失敗しました。

ロバートは
「お前も私と同じ失敗の苦しみを
　味わわなくてはならないのか」
と思いましたが、クモは挫折せずに再び挑戦しました。

そして７度目、見事に目的の場所に
糸を絡めて巣を作り始めたのです。

その光景を見て、ロバートは情熱を取り戻し、
もう一度王家を復興させる決意をしました。

過去の失敗に囚われていると
情熱や活力が失われてしまいます。

だからこそ終わったことは洗い流し、
新たな挑戦に向かうために
気持ちを切り替えることが大切なのです。

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私は子どもたちに

「ムリ」とか「できない」

という言葉は使わないように
と常々言っています。

スラムダンクの安西先生も言ってますが、
あきらめたらそこで試合終了。

逆を言えば、
諦めなければチャンスはある
ってことなんです。

最後に、素晴らしい名言を送ります。

良い記憶力は素晴らしいが、
忘れる能力はいっそう偉大である

エルバート・ハバート：米国の教育者

See you！