昨日に引き続き、市川猿之助容疑者の話題です。
猿之助容疑者はほぼ容疑を認めていることから、
有罪は間違いないと思われます。
今後注目されるのは、
実刑か執行猶予かというところです。
そして、来年に予定されている
スーパー歌舞伎「鬼滅の刃」の上演が
どうなるのかも気になるところです。
また、もし執行猶予となって、
復帰の線が残されているとした場合、
市川中車との関係性はどうなるのでしょうか？
詳しく見ていきましょう。
実刑か執行猶予か
市川猿之助容疑者（47）が18日、
父親の自殺を手助けしたとして
自殺ほう助容疑で再逮捕されました。
これまでの逮捕容疑と合わせても、
実刑を免れ執行猶予付きの
有罪判決が下される見込みです。
法曹関係者は、両親への自殺ほう助容疑の
「併合罪」についても実刑ではなく
執行猶予になる可能性が高いと予測しています。
復帰の可能性
執行猶予付き判決となれば、
歌舞伎復帰が実現する可能性が浮上してきます。
その場合、もしかしたら
スーパー歌舞伎セカンドの
舞台に立つことになるかもしれません。
スーパー歌舞伎は、猿之助容疑者の伯父である
市川猿翁が立ち上げ、現代風のせりふや
宙乗りなどの派手な演出で人気を博してきました。
猿之助容疑者は、彼の精神を引き継ぎ、
スーパー歌舞伎セカンドを盛り上げてきました。
しかし、彼の再逮捕により、
今後の上演に不透明感が広がっています。
「鬼滅の刃」は中止へ
現在、上演予定だった
スーパー歌舞伎セカンド「鬼滅の刃」
（24年2～3月、東京・新橋演舞場）は
中止される方向です。
スーパー歌舞伎セカンドには
猿之助容疑者は欠かせない存在であり、
演出や出演者の手配にも影響が出ています。
松竹社内での協議により、
代替公演の調整が進められているようですが、
現状では、具体的な決定はされていません。
香川照之との関係
彼が執行猶予付きの有罪判決を受ける場合、
復帰の芽が出てくる可能性がありますが、
一方では彼自身は役者復帰を望んでいないとも言われています。
彼は4歳で歌舞伎の世界に入り、
7歳で初舞台を踏んでから40年以上にわたり、
この世界で生き抜いてきました。
その猿之助容疑者が
他の業界に転職することは考えにくいでしょう。
そう考えると、裏方に回るなどして、
歌舞伎界に留まるのではないかと予想されています。
しかし、その場合には、いとこで俳優の
香川照之（市川中車＝57）さんとの
関係にも大きな影響を与えます。
事件前は猿之助容疑者は香川さんに対して
上から目線で接していたといわれています。
香川さんの歌舞伎キャリアが比較的新しいことから、
猿之助容疑者は以前、
「彼はまだまだだよ」
と発言していたようです。
さらに、香川さんの過去の性加害報道についても、
猿之助容疑者は「自業自得」と突き放していました。
今回の事件により状況は一変し、
猿之助容疑者と香川さんの地位が
逆転してしまうことになるでしょう。
香川照之さんはセクハラ報道以降、
映画やドラマの仕事が減った分、歌舞伎に集中していますが、
さすがに猿之助の代わりをするのはまだまだ役不足です。
どの業界もそうですが、後継者を育てるというのが、
リーダーとしての一番重要な仕事です。
いつ自分がいなくなっても大丈夫なように、
後継者を育成しておく。
これができてはじめて
真のリーダーと言えるのかもしれないですね。
See you！
