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本当に関西人は納豆が嫌い?関東と関西での嗜好の違い

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本当に関西人は納豆が嫌い?関東と関西での嗜好の違い

食文化は地域ごとに多様ですよね。

最近、英会話の勉強をしていて、
外国人の方と話す機会があるので、
日本食について質問してみました。

和食文化は世界に浸透してきているようで、
寿司や天ぷら、ラーメンなんかは人気です。

でも、やっぱり「納豆」は
ほとんどの人が苦手って言いますね。

私は納豆は大好きなんですが、
日本でも、関西人は納豆が嫌いって
よく聞きますよね?

でも、それって本当なんでしょうか?

「納豆の日」である7月10日を前に、
その消費についての興味深いデータが発表されました。

納豆の消費増、関東から関西へ

納豆は、伝統的に関東以北、
特に東京、茨城、福島、宮城などで
好んで食べられてきました。

実は、近年では関西地域でも
その需要が高まっているという傾向があるようです。

元々関西地域では納豆を食べる習慣は
あまりありませんでした。

温暖な気候の関西では新鮮な魚が豊富であり、
また納豆の特有の製法が伝わらなかったため、
納豆を食べる食文化が根付かなかったと言われています。

納豆の健康効果と需要の変化

スーパーマーケットで納豆が
一般的に売られるようになったのも、
実は約30年前のこと。

それ以前は納豆の存在そのものを
知らない人が大半でした。

しかし、2011年以降、テレビ番組などで
納豆を健康食として取り上げられることが増え、
全国的に納豆に対する認識と需要が高まりました。

納豆の健康効果としては、

  • 高たんぱく質・低カロリー
  • ナットウキナーゼの生成
  • ビタミンKの豊富さ
  • 食物繊維
  • 良質な脂質
  • 抗酸化作用

などがあります。

これらの栄養素がバランスよく含まれており、
健康維持に寄与すると言われています。

西日本での納豆消費の伸び

最新のデータでは、特に西日本、
そして関西地域でも売上が伸び続けており、
4年前に比べて112%増となっています。

大手納豆メーカー「タカノフーズ」の
広報担当者である市村真二さんも、
納豆の需要は全体的に高まっていると述べています。

しかし一方で、スーパーマーケットを展開する
「ライフコーポレーション」の広報・中村陽菜さんによると、
関東と関西では納豆の消費金額に差があるとのこと。

関東の人々の方が納豆に対して
多くの金額を費やしているというデータがあります。

これは納豆の棚面積からも見て取れ、
関東の店舗では関西に比べて納豆の棚が1.8倍広いことからも、
関東の方が納豆を食べる文化が強いと言えます。

しかし関西での納豆に対する消費が少ないとはいえ、
「嫌い」「食べない」という説は徐々に覆されつつあります。

大阪市内には納豆専門店が続々とオープンし、
人気を博しており、関東ほどではないものの、
関西でも納豆を食べる人が増えているようです。

関東と関西での納豆の嗜好の違い

また、関東と関西での納豆の嗜好についても
興味深い指摘があります。

関東では納豆自体の香りがあり、
醤油をしっかりと感じられるタレが好まれます。

一方、関西では匂いが控えめで、
ダシの味がしっかりした甘めのタレや、
フレーバー系のタレが好まれているとのこと。

これは、納豆の特有の匂いを抑えることで、
慣れない人々にも受け入れやすくする、
という意図があるかもしれません。

このように納豆の消費は全国的に広がりつつあり、
その地域ごとの特色を持つようになってきています。

特に関西地域では、新たな需要が
生まれつつあるということが言えそうです。


実は、私の知り合いの関西人も
特に納豆に対して苦手意識はなく
普通に「美味しい」と言っていました。

食の好みは個人差もあるとは思いますが、
このデータを見ても、関西人の納豆嫌いは
徐々に克服されつつあるようですね。

それも、メディアが納豆のメリットを
うまく取り上げたことが良かったんでしょう。

この記事を書いてたら納豆が食べたくなったので、
今日のお昼は納豆を食べることにします。

See you!

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